株式投資売買のタイミング

限られた資産を株式に投資する以上はできるだけプラス収支にしたいと考えると思いますし、マイナス収支を抑えたいと言うのも正直なところです。

しかしながら株式投資を行う以上はリスクは考えなければなりません。
複数の銘柄に分散して投資を行うにしても、トータル収支はプラスマイナスをカウントするとしても個別の銘柄で明らかにマイナスだった場合、プラスで売り時だと考えた場合、そのタイミングでは売買を考えたいところだと思います。

だからこそ、株式投資を行うにあたっては、過去1年、または1年から3年のチャート分析を行ってどこまで株価が上がれば売り時か、どこまで下がれば危険信号なので売り時かをあらかじめ決めておく必要があります。

もちろん、証券口座の契約によって一定の金額になれば売買を自動的に行う仕組みもありますのでそれを活用することをお勧めしたいと思います。
チャート分析を行うにあたって考えたいところは当初から長期で保有する株価なのか、短期で売買を前提とした銘柄なのかです。

一般的にインフラを担うような電力やガス、大手ゼネコンといった銘柄に関しては長期保有を前提とし多少の値上がり値下がりを気にせず配当をメリットとしておくべきなので、上記のような考え方に見合う事は少ないかもしれません。

逆に、数年後の事業を担うような企業に投資する場合はどうしても急激な値上がりや値下がりによって場合によっては大きな打撃につながることもあります。
このようなときには短期保有もやむを得ず、場合によっては一定の損切りを行ったり、ある程度値上がりした時点で売却を行うといった判断が出てくると思います。

明らかに極端な事例としてあげましたが、トータルでのすべての銘柄の収支を確認するとともに個別の銘柄によって長期保有なのか短期保有なのかをあらかじめ方針を決めておくことが長期的に見た収支を上げることにつながってくると考えられます。

もちろん、投資金額やどれだけのリスクを宦官して株式投資を行っていくかによって考え方が変わってくるのは当たり前です。
自らの長期的なマネーライフ、ライフプランを考えつつ株式投資にどれだけのリスクを負うことができるかを見極めつつ、上記のポリシーを決めながら投資を行うことがおすすめだと思います。

結果として、自分自身が株式投資でリスクを負った際に納得するための材料がここで生まれてくるはずなので、ポリシーは非常に重要だと思います。